相談

相談

■相談の1度の簡単な解説
1.「そうなる前に、なんで一言相談してくれなかったのか・・」という思いは相談を受ける立場になってみるとわかります。


2.相談は報告のように義務ではありません。相談し相談されることによって、お互いによりよい成果を挙げようとするものです。また、知恵を出し合い、協働でより大きい仕事をなし遂げようとする「シナジー」(相乗効果)に、その本質があります。相談のキーワードは「シナジー」です。


3.よい人間関係とよい報連相は、互いに原因になり結果となります。相互依存の関係にあり、輪になって循環しています。



相談(シナジー<相乗効果>
5度 ・情報の共有化を深める組織づくりに取り組んでいる。
・報連相が良くない人にも、寛容な態度で接し、助力している(←支援の相談↓)
・相談を受けたら見返りを求めず助力を惜しまない。
・相談によって周りを巻き込み、自分一人ではできない大きい仕事に取り組んでいる(互恵の相談)
4度 ・自他を尊重しながら、自分の意思を正直に、率直に表現できるし、柔軟な対応で歩み寄りもできる。
・お客様、上司、社内外からも相談を受けている。
・社外の専門家にも必要に応じて相談している。
・効果的な質問で情報の共有化を深めている。
・当面の相談だけでなく先々のことも相談している。
3度 ・「相談」という名前で、また「相談」という形式で、「意見具申」「情報提供」とか「上司の方針や真意」の確認もしている。
・相談の中で、必要な「根回し」もしている。
・「積極的傾聴」で情報の共有化を深めている。
・心を開き、腹を割って相談できる人を持っている。
2度 ・「こうしましょうか」と自分の考えを持って相談している。
・相談の中で「お願い」や「問題解決」もしている。
・誠意、熱意をもって相談し、相手が判断しやすいように、わかりやすく状況を説明している。
・相談した人に対して、必ず結果報告している。
1度 ・上司に対して「どうしましょうか」と必要な相談をしている。
・こまめに相談しているが、時には自分一人で「どうしようか・・」と、苦しんでいることがある。
・よい報連相はよい人間関係の上にできる、よい人間関係はよい報連相の上にできる、ことを知っている。