報告

報告

■報告の1度の簡単な解説
1.注意を要するのは、上の上から仕事を命じられたり、斜め上から命じられた場合です。この場合には、命じられたら即刻、直属上司に、命じられたという事実と、その内容を報告しなければなりません。そして、完了後の結果報告は直属上司へは勿論、命じられた人に直接報告しなければならないのです。


2.結果、経過の順で。これが基本です。基本があっての例外であり、応用です。まず、基本を身につけましょう。その前に、基本の基本は正直な報告です。


3.5W2H(なぜ、なに、どこ、いつ、だれ、どんな方法、いくら)で、ポイントを押さえた表現を心がけましょう。




報告
5度 ・正直に報告している。
・相手の報連相が悪いのは、自分にも原因があることをわかっている。
・相手と自己、双方の満足を目指す報告をしている(相手の目的と自己の目的の両方を意識している)
・相手の好みに応じた報連相の仕方をしている。
4度 ・結果や状況報告だけに止まらず、「自分の意見」もしっかり述べているし、「提案」を添えている。
・速報に加えて、原因分析と解決案も報告している。
・権限を委譲された場合、適切な報連相をしている。
・上司に対してだけでなく、部下(後輩)、同僚、関係各部門への報告も抜かりなく行っている。
3度 ・目的を明確にして報連相している。
・状況が変わった時、長い期間を要する仕事、或いはその仕事の終了のメドがついた場合などには、「中間報告」をしている。
・「中間報連相」の大切さに気づいて、実行している。
・「3つに分割」する表現方法を知り、活用している。
2度 ・コスト意識を持って報連相している。
・報告の機会に次の指示を求めているし、また上司の考えを知る機会としている。
・報告(連絡)ミスは素直にあやまっている。ミスの対処が適切で、以後気をつけている、
・T.P.O.(時、所、場)も考えて報告している。
1度 ・報告は正直に、という基本原則をわかっている。
・仕事が終了したら、直ちに、命じた人に直接報告している。
・「飛び越し指示」は直属上司へ即刻報告している。
・結果、経過の順で要領よく報告している。
・5W2Hで、わかりやすい表現をしている。